专利摘要:
環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォームとその製造方法。プラスチックフォームはプラスチック弾性体を基材にし、架橋補助剤としての第三モノマーを導入してから、架橋結合し、分解物を制御する。ポリプロピレンとグラフト共重合および架橋結合をし、相溶化剤、充填剤、核形成剤、架橋剤、架橋補助剤および発泡剤とを同時に内部混合し、外部混合し、シート製造し、発泡成形することで、プラスチックフォーム産品が得られる。
公开号:JP2011510111A
申请号:JP2010541678
申请日:2008-09-10
公开日:2011-03-31
发明作者:フアング,チェンジ
申请人:フジアン ツェンギインダストリー カンパニー,リミテッド;
IPC主号:C08J9-10
专利说明:

[0001] 本発明は一種の環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォームと、その製造方法とに関する。]
背景技術

[0002] ポリスチレン(PS)や、ポリウレタン(PU)や、ポリエチレン(PE)や、EVAやなどの発泡材料と比べると、ポリプロピレン(PP)発泡材料の特長には、耐熱性がよい、機械的性質がよい、環境適合性がよい、そして、市場性が高い。ポリプロピレン(PP)は結晶共重合体であるが、ブロック共重合ポリプロピレンは、主鎖としてのプロピレンにエチレンを導入し、結晶不完全性の共重合体(CO−PP)である。たとえば、結晶溶融点より低い温度では、ポリプロピレンがほとんど流れていない、結晶溶融点より高い温度では、ポリプロピレン溶融体の粘度が急に降下するので、そして、発泡するとき、産生されたガスを包み、気泡に形成することができなくなり、同時に、溶融体が結晶になる時、大量の熱を放出させ(比熱容量が大きい)、固化するのに長時間がかかる。従来のホモ重合ポリプロピレンを製造するとき、発泡で生産された製品の性能が悪く、特に、発泡されたPP複合材料の製造技術は難しい、高溶融体強度、高粘度、適正量なゲルを有するゼラチンを製造するのが難しいので、靱性が弱く、溶融体強度が低く、熱成形性能と発泡性能とが悪く、熱で発泡成形する時、高切断点引張機能と高溶融体強度と高粘度を取れないので、高倍数の発泡成形が難しく、高性能のプラスチックフォーム製品が得ることができない。また、熱成形や発泡材料の分野での適用性を制限し、製造するのは複雑で、処理するのは困難かつコストが高い。]
発明が解決しようとする課題

[0003] 本発明の目的として、一種の環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームを提供し、従来技術の問題を解決する。]
[0004] 本発明のもう一つの目的として、環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームの製造方法を提供する。]
課題を解決するための手段

[0005] 本発明は以下の技術手段を採用し、
環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームには、
基材と、相溶化剤と、充填剤と、核形成剤と、架橋剤と、架橋補助剤と、発泡剤とがあり、前記基材は2〜5重量%のエチレンの含有するポリプロピレン共重合体(ブロック共重合)で、DP2000の含有量が少なくとも90重量部で、DP2000の含有量が90重量部に対して、
前記相溶化剤はエチレンと、アクリル酸(EmAA)との共重合体で、その含有量が5〜10重量部であり、
前記充填剤はタルク粉末TA−1250で、その含有量が8〜20重量部であり、
前記核形成剤には別々に促進剤や、伝熱剤や、潤滑離型剤として、酸化亜鉛粉末(ZNO)と、ステアリン酸亜鉛(ZNST)と、ステアリン酸(ST)とがあり、前記酸化亜鉛粉末(ZNO)が0.5〜1.5重量部、前記ステアリン酸亜鉛(ZNST)が0.85〜1.5重量部、前記ステアリン酸(ST)が0.45〜1.0重量部、
前記架橋剤は新生の酸化開始剤としての過酸化ジクミル(DCP)で、その含有量が1.56〜1.75重量部、
前記架橋補助剤にはトリメチロールプロパンと、トリメチルアクリル酸エステル(TMATMP)とがあり、その含有量が3〜5重量部であり、
前記発泡剤はアゾジカーボンアミド(ADCA)で、その含有量が0.6〜3重量部である。]
[0006] 前記相溶化剤の含有量が10重量部に対して、前記充填剤が20重量部、核形成剤には、酸化亜鉛粉(ZNO)が1.5重量部、ステアリン酸亜鉛(ZNST)が0.85重量部、ステアリン酸(ST)が0.45重量部、前記架橋剤が1.75重量部、前記架橋補助剤が3重量部、前記発泡剤が3重量部である。]
[0007] そのほか、前記基材にはM108Rがあり、その含有量が7重量部に対して、前記相溶化剤が3重量部、前記充填剤が10重量部、核形成剤には、酸化亜鉛粉(ZNO)が0.5重量部、ステアリン酸亜鉛(ZNST)が1.5重量部、ステアリン酸(ST)が1.0重量部、前記架橋剤が1.56重量部、前記架橋補助剤が3重量部、前記発泡剤が0.9重量部である。]
[0008] そのほか、前記基材にはM503があり、その含有量が5重量部に対して、前記相溶化剤が5重量部、前記充填剤が8重量部、核形成剤には、酸化亜鉛粉(ZNO)が0.5重量部、ステアリン酸亜鉛(ZNST)が1.5重量部、ステアリン酸(ST)が0.5重量部、前記架橋剤が1.605重量部、前記架橋補助剤が5重量部、前記発泡剤が0.6重量部である。]
[0009] 前記環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームの製造方法には、
1.内部ミキサーの負担能力によって、各成分を重量部に従って量り、別々に準備しておき、
2.装入順番:架橋剤と、発泡剤とを除き、他の成分を同時に内部ミキサーの腔内に投入し、腔内温度は140℃に制御し、10分間混合し、そして分散度が適当でグラフト反応がほとんど完成し、
3.そして、架橋剤と発泡剤とを混合したゼラチンに投入し、2分でせん断混合し続け、腔内温度は150℃に制御し、必要な場合には、スチームで加熱し、あるいは冷水で冷やしてもよく、
4.前記ゼラチンを外部ミキサーに投入し、再び混合してから2回束縛し、そして最高の分散効果をとり、シートを順調に出すことができ、
5.カレンダーローラーを利用してプラスチックフォームシートを製造し、その厚さは2.5MMで、その長さと広さはモールドの長さと広さの80%にし、そして、中間層がうだって、劣化するのを防ぐために、40℃以下に冷やしてから、積み重ねることができ、その高さは30cmを超えてはならず、
6.プラスチックフォームシートを定量的に発泡成形機のモールドに投入してから、加熱加圧し、プラスチックフォームシートを架橋発泡し、モールドの腔内温度は160〜185℃で、モールドの厚さは1mmで、発泡時間は2〜2.5分で、
7.圧力を放出し、プラスチックフォーム板を製造し、
8.プラスチックフォーム板の製品を6時間放置してから、切り、皮を剥き、形に切り分け、研磨し、前記製品を二次加工し、産品を得る。]
[0010] そのほか、基材にはM108Rがある時、前記ステップ2が完成してから、M108Rを混合したゼラチンに投入し、2分間せん断混合し、そして、ステップ3を続け、ステップ3のせん断混合時間15を分間まで延長し、重合体が溶融してゼラチン化してから、アンロードする。]
[0011] そのほか、基材にはM503がある時、前記ステップ2が完成してから、M503を混合したゼラチンに投入し、2分間せん断混合し、そして、ステップ3を続け、ステップ3のせん断混合時間15を分間まで延長し、重合体が溶融してゼラチン化してから、アンロードする。]
[0012] 本製品は熱で発泡成形し、高切断点引張機能、高溶融体強度、高粘度が取れないという従来ホモ重合ポリプロピレンの問題を克服する。本発明には第三モノマーを導入して架橋結合し、分解物を制御し、ポリプロピレンとグラフト共重合および架橋結合し、いったん溶融体の強度がある程度に達すると、化学発泡剤の加熱分解で放出された気体によって、安定した気泡に形成し、そして、成長し続けて安定気泡に固化し、しっかりと発泡成形できる。重合で変性されたポリプロピレン製品は、プラスチック弾性体また弾性体としての共重合ポリプロピレンを基材にし、従来のEVA発泡生産設備と製造技術を利用し、従来の不良な性能を改良し、いろんな性能の持つポリプロピレン材料を製造できる。製品の物理機械性能が優れ、耐熱、耐水、耐化学品、廃棄物が回収でき、環境への汚染が自然に減少し、広範囲にわたって適用される。]
[0013] 本発明に提供されたポリプロピレンプラスチックフォーム製品の耐熱性が良く、熱変型程度が小さい。なお、軟化点は100〜130℃で、この温度範囲では長時間の使用が可能である。外力が加えられない場合は、150℃まで加熱されても変形しない。たとえば、122℃で煮て消毒し、ガス透過性能と水透過性能とが小さい、防水、止水、遮音、消毒、保温、保冷の場合に適用する。そして、耐摩擦性能、耐応力亀裂性能が良く、電気絶縁性に優れ、ほとんどの化学製品にも耐え、それに処方によって、老化剤と抗酸化剤とがある場合では、製品は光、熱、酸素、気候の影響を受けずに、徹底的に老化現象を抑えることができる。また、耐寒性能、低温衝撃性能、着色性能が強化し(紫外線やオゾンなどの影響を受けない)、製品を包装材料、旅行かばん、自動車装備品、絶縁材料、靴材料、マット、あるいは保護スリーブに使用しても良く、広範囲にわたって適用し、廃棄物が回収でき、そして、自動的に分解でき、環境への汚染がなく、検査によると、製品の主要パラメーターはすべて標準以上である。]
図面の簡単な説明

[0014] 以下は図と好ましい実施形態をまとめて、本発明の内容をいっそう詳しく説明する。
本発明の三つの実施形態の処方図表を示す。
本発明の第一実施形態の製造流れ図を示す。
本発明の第二実施形態の製造流れ図を示す。
本発明の第三実施形態の製造流れ図を示す。]
実施例

[0015] 実施例1:環境に優しい分解性ポリプロピレンプ(PP)プラスチックフォームには、図1に示したプラスチックフォームの実施例1のように、基材と、相溶化剤と、充填剤と、核形成剤と、架橋剤と、架橋補助剤と、発泡剤とがある。
基材:2〜5重量%のエチレンの含有するポリプロピレン共重合体(ブロック共重合)で、DP2000の含有量が90重量部で、DP2000の含有量が90重量部に対して、
相溶化剤:エチレンと、アクリル酸(EmAA)との共重合体で、その含有量が10重量部であり、
充填剤:タルク粉末TA−1250で、その含有量が20重量部であり、
核形成剤:別々に促進剤や、伝熱剤や、潤滑離型剤として、酸化亜鉛粉末(ZNO)と、ステアリン酸亜鉛(ZNST)と、ステアリン酸(ST)とがあり、前記酸化亜鉛粉末(ZNO)が1.5重量部、前記ステアリン酸亜鉛(ZNST)が0.85重量部、前記ステアリン酸(ST)が0.45重量部であり、
架橋剤:新生の酸化開始剤としての過酸化ジクミル(DCP)で、その含有量が1.75重量部であり、
架橋補助剤:トリメチロールプロパンと、トリメチルアクリル酸エステル(TMATMP)とがあり、その含有量が3重量部であり、
発泡剤:アゾジカーボンアミド(ADCA)AC#8で、その含有量が3重量部である。] 図1
[0016] 図2のように、前記環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームの製造方法には、
1.内部ミキサーの負担能力によって、各成分を重量部に従って量り、別々に準備しておき、
2.装入順番:架橋剤と、発泡剤とを除き、他の成分を同時に内部ミキサーの腔内に投入し、腔内温度は140℃に制御し、10分間混合し、そして、分散度が適当で、グラフト反応がほとんど完成し、
3.そして、架橋剤と発泡剤とを混合したゼラチンに投入し、2分間でせん断混合し続け、腔内温度は150℃に制御し、必要な場合には、スチームで加熱し、あるいは冷水で冷やしてもよく、
4.前記ゼラチンを外部ミキサーに投入し、再び混合してから2回束縛し、そして最高の分散効果をとり、シートを順調に出すことができ、
5.カレンダーローラーを利用してプラスチックフォームシートを製造し、その厚さ2.5MMで、その長さと広さはモールドの長さと広さの80%にし、そして、中間層がうだって劣化するのを防ぐために、40℃以下冷やしてから積み重ねることができるが、その高さは30cmを超えてはならず、
6.プラスチックフォームシートを定量的に発泡成形機のモールドに投入してから、加熱加圧し、プラスチックフォームシートを架橋発泡し、モールドの腔内温度は160〜185℃で、モールドの厚さは1mm、発泡時間は2〜2.5分で、
7.圧力を放出し、プラスチックフォーム板を製造し、
8.プラスチックフォーム板の製品を6時間放置してから、切断し、皮を剥き、形に切り分け、研磨し、前記製品を二次加工し、産品を得る。] 図2
[0017] 実施例2:環境に優しい分解性ポリプロピレンプ(PP)プラスチックフォームには、図1に示したプラスチックフォームの実施例2のように、基材と、相溶化剤、充填剤、核形成剤、架橋剤、架橋補助剤および発泡剤とがある。
基材:2〜5重量%のエチレンの含有するポリプロピレン共重合体(ブロック共重合)で、DP2000の含有量が90重量部で、M108Rの含有量が7重量部で、DP2000の含有量が90重量部に対して、
相溶化剤:エチレンと、アクリル酸(EmAA)との共重合体で、その含有量が3重量部であり、
充填剤:タルク粉末TA−1250で、その含有量が10重量部であり、
核形成剤:別々に促進剤や、伝熱剤や、潤滑離型剤として、酸化亜鉛粉末(ZNO)と、ステアリン酸亜鉛(ZNST)と、ステアリン酸(ST)とがあり、前記酸化亜鉛粉末(ZNO)が0.5重量部、前記ステアリン酸亜鉛(ZNST)が1.5重量部、前記ステアリン酸(ST)が1.0重量部であり、
架橋剤:新生の酸化開始剤としての過酸化ジクミル(DCP)で、その含有量が1.56重量部であり、
架橋補助剤:トリメチロールプロパンと、トリメチルアクリル酸エステル(TMATMP)とがあり、その含有量が3重量部であり、
発泡剤:アゾジカーボンアミド(ADCA)AC#8で、その含有量が0.9重量部である。] 図1
[0018] 図3のように、前記環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームの製造方法には、
1.内部ミキサーの負担能力によって、各成分を重量部に従って量り、別々に準備しておき、
2.装入順番:架橋剤と発泡剤とを除き、他の成分を同時に内部ミキサーの腔内に投入し、腔内温度は140℃に制御し、10分間混合し、そして分散度が適当で、グラフト反応がほとんど完成し、
3.そして、M108Rを投入し、2分でせん断混合し続け、
4.架橋剤と発泡剤とを混合したゼラチンに投入し、15分間でせん断混合し続け、腔内温度は150℃に制御し、必要な場合には、スチームで加熱し、あるいは冷水で冷やしてもよく、
5.前記ゼラチンを外部ミキサーに投入し、再び混合してから2回束縛し、そして、最高の分散効果をとり、シートを順調に出すことができ、
6.カレンダーローラーを利用してプラスチックフォームシートを製造し、その厚さ2.5っmで、その長さと広さはモールドの長さと広さの80%にし、そして、中間層がうだって劣化するのを防ぐために、40℃以下冷やしてから積み重ねることができ、その高さは30cmを超えてはならず、
7.プラスチックフォームシートを定量的に発泡成形機のモールドに投入してから、加熱加圧し、プラスチックフォームシートを架橋発泡し、モールドの腔内温度は160〜185℃で、モールドの厚さは1mmで、発泡時間は2〜2.5分で、
8.圧力を放出し、プラスチックフォーム板を製造し、
9.プラスチックフォーム板の製品を6時間放置してから、切り、皮を剥き、形に切り分け、研磨し、前記製品を二次加工し、産品を得る。] 図3
[0019] 実施例3:環境に優しい分解性ポリプロピレンプ(PP)プラスチックフォームには、図1に示したプラスチックフォームの実施例3のように、基材、相溶化剤、充填剤、核形成剤、架橋剤、架橋補助剤および発泡剤がある。
基材:2〜5重量%のエチレンの含有するポリプロピレン共重合体(ブロック共重合)で、DP2000の含有量が90重量部で、M503の含有量が5重量部で、DP2000の含有量が90重量部に対して、
相溶化剤:エチレンと、アクリル酸(EmAA)との共重合体で、その含有量が5重量部であり、
充填剤:タルク粉末TA−1250で、その含有量が8重量部であり、
核形成剤:別々に促進剤や、伝熱剤や、潤滑離型剤として、酸化亜鉛粉末(ZNO)、ステアリン酸亜鉛(ZNST)、ステアリン酸(ST)があり、前記酸化亜鉛粉末(ZNO)が0.5重量部、前記ステアリン酸亜鉛(ZNST)が1.5重量部、前記ステアリン酸(ST)が0.5重量部であり、
架橋剤:新生の酸化開始剤としての過酸化ジクミル(DCP)で、その含有量が1.605重量部であり、
架橋補助剤:トリメチロールプロパンと、トリメチルアクリル酸エステル(TMATMP)とがあり、その含有量が5重量部であり、
発泡剤:アゾジカーボンアミド(ADCA)AC#8で、その含有量が0.6重量部である。] 図1
[0020] 図4のように、前記環境に優しい分解性ポリプロピレン(PP)プラスチックフォームの製造方法には、
1.内部ミキサーの負担能力によって、各成分を重量部に従って量り、別々に準備しておき、
2.装入順番:架橋剤と、発泡剤とを除き、他の成分を同時に内部ミキサーの腔内に投入し、腔内温度は140に制御し、10分間混合し、そして分散度が適当でグラフト反応がほとんど完成し、
3.そして、M503を投入し、2分でせん断混合し続け、
4.架橋剤と発泡剤とを混合したゼラチンに投入し、15分でせん断混合し続け、腔内温度は150に制御し、必要な場合にはスチームで加熱、あるいは冷水で冷やしてもよく、
5.前記ゼラチンを外部ミキサーに投入、再び混合してから2回束縛し、そして、最高の分散効果をとりシートを順調に出すことができ、
6.カレンダーローラーを利用してプラスチックフォームシートを製造し、その厚さ2.5mmで、その長さと広さはモールドの長さと広さの80%にし、そして、中間層がうだって、劣化するのを防ぐために、40℃以下まで冷やしてから積み重ねることができその高さは30cmを超えてはならず、
7.プラスチックフォームシートを定量的に発泡成形機のモールドに投入してから加熱加圧し、プラスチックフォームシートを架橋発泡し、モールドの腔内温度は160〜185℃で、モールドの厚さは1mm、発泡時間は2〜2.5分で、
8.圧力を放出し、プラスチックフォーム板を製造し、
9.プラスチックフォーム板の製品を6時間放置してから、切り、皮を剥き、形に切り分け、研磨し、前記製品を二次加工し、産品を得る。] 図4
[0021] 原材料の最適化処理
1.基材:ポリプロピレン共重合体(ブロック共重合)で、エチレンの含有量が2〜5重量%で、物理的性質は以下に述べたように、
M180R:メルト・フロー・インデックス:1.8±1.0、曲げ弾性率(Mpa):900、引っ張り強さ(Mpa):21.6、エチレンの含有量は2%(中国石化の製品)
M503: メルト・フロー・インデックス:2.8、曲げ弾性率(Mpa):1100、引っ張り強さ(Mpa):24.5、エチレンの含有量は2%(中国海洋石油総公司の製品)
DP2000:メルト・フロー・インデックス:2.0、曲げ弾性率(Mpa):370、引っ張り強さ(Mpa):14、エチレンの含有量は5%(ダウ・ケミカルの製品)
DP3000:メルト・フロー・インデックス:8.0、曲げ弾性率(Mpa):370、引っ張り強さ(Mpa):14、エチレンの含有量は5%(ダウ・ケミカルの製品)
2.相溶化剤、靱性増加剤:エチレンと、アクリル酸(EmAA)との共重合体で、米デュポンによって提供され、番号:Nucrel 403
EmAAによって、ポリプロピレンの低温(−30℃)靱性を改善し、充填剤と粉末との相溶性能(重合体に対する)も増加する。
3.充填剤:タルク粉末TA−1250で、清シン化学工業で提供され、市販商品である。
4.核形成剤:別々に促進や、伝熱剤、潤滑離型剤として、酸化亜鉛粉末(ZNO)、ステアリン酸亜鉛(ZNST)、ステアリン酸(ST)があり、市販商品である。
5.架橋剤:新生の酸化開始剤としての過酸化ジクミル(DCP)で、上海石化高橋化学工業によって提供される。
DCPの架橋原理、ラジカルを引き起こし、効果的なウェブに形成し、重合体の高分子ラジカルと架橋ウェブに形成し、または鎖内あるいはアルケニル側鎖基(EmAA)(アクリルエステル)が付加架橋し、ウェブに形成する。
6.架橋補助剤:(固化剤あるいはグラフトモノマー):トリメチロールプロパンと、トリメチルアクリル酸エステル(TMATMP)とがあり、江蘇天鵬精密化学工業によって提供される。
TMPTMAは三つの官能基有すアクリル酸エステル、有機過酸化架橋剤を使って、ポリプロピレン(C−C=C)を架橋すると、熱を受けた過酸化剤がラジカルに分解し、重合物に作用し、重合体が産生した高分子ラジカルと架橋し、それに、アリル基、アルケニル側鎖基とがグラフト反応し、あらかじめグラフトしたことで、重合物の高分子ラジカルのβ鎖が断裂(反応度の比率)し、ポリプロピレンが大量の小分子に分解させ、それにしたがって、粘度が降下し、溶融体の気体が穏やかな気泡になるのを防ぐことができる。アリル基があらかじめグラフト反応したことで、架橋効果に補強し、架橋重合物の物理性能を改善し、溶融体の粘度が高まり、溶融流れの速度が低下し加工性能も改善する。
そして、
7.アゾジカーボンアミド(ADCA)、栄和化学工業で提供されたAC#8で、タイプは粉末で、粒径は4〜6μmで、分解温度は195ADCA)、栄和化学工業cc/g、分解速度は適当である。]
[0022] 本発明に提供されたポリプロピレンプラスチックフォーム製品の技術的パラメーター:
1.清浄度(個/KG):6〜10
2.引張降伏点(MPa):≧21.6
3.アイゾット衝撃力(J/M): ≧29.5
4.曲げ係数(GPa)≧0.90
5.低温変態温度(℃)≧−32、耐熱強度(℃)≧125
6.グレースケール(%)≦0.03
7.黄色度(%)≦4
8.重合物タイプ:ブロック共重合]
[0023] 以上のように、本発明でただ好ましい実施例を開示したが,本発明のデザインアイディアはこれに限定されるものではなく、当業者が、本発明のアイディアと範囲に基づいて色々変形させることは可能であり、それらは本発明の請求項の保護範囲から排除するものではない。]
[0024] 本発明には環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォームとその製造方法を提供し、そのプラスチックフォームはプラスチック弾性材料を基材にし、架橋補助剤としての第三モノマーを導入して架橋結合し、分解物を制御し、ポリプロピレンとグラフト共重合し、架橋結合し、相溶化剤と、充填剤と、核形成剤と、架橋剤と、発泡剤と同時に内部混合し、外部混合し、シート製造し、発泡成形し、そして、プラスチックフォーム産品を得る。産品の耐熱性がよい、熱変形程度が小さい、軟化点は100〜130℃である。この温度範囲においては長時間に使用でき、広範囲にわたって適用し、廃棄物が回収でき、環境への汚染がなく、優れた工業実用性を備えている。]
权利要求:

請求項1
基材と、相溶化剤と、充填剤と、核形成剤と、架橋剤と、架橋補助剤と、発泡剤とがあり、前記基材は2〜5重量%のエチレンの含有するポリプロピレン共重合体(ブロック共重合)で、DP2000の含有量が少なくとも90重量部で、DP2000の含有量が90重量部に対して、前記相溶化剤はエチレンと、アクリル酸との共重合体で、その含有量が5〜10重量部であり、前記充填剤はタルク粉末TA−1250で、その含有量が8〜20重量部であり、前記核形成剤には別々に促進剤や、伝熱剤や、潤滑離型剤として、酸化亜鉛粉末と、ステアリン酸亜鉛と、ステアリン酸とがあり、前記酸化亜鉛粉末が0.5〜1.5重量部、前記ステアリン酸亜鉛が0.85〜1.5重量部、前記ステアリン酸が0.45〜1.0重量部であり、前記架橋剤は新生の酸化開始剤としての過酸化ジクミルで、その含有量が1.56〜1.75重量部であり、前記架橋補助剤にはトリメチロールプロパンと、トリメチルアクリル酸エステルとがあり、その含有量が3〜5重量部であり、前記発泡剤はアゾジカーボンアミドで、その含有量が0.6〜3重量部である環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォーム。
請求項2
前記相溶化剤の含有量が10重量部にたいして、前記充填剤が20重量部、核形成剤には、酸化亜鉛粉が1.5重量部、ステアリン酸亜鉛が0.85重量部、ステアリン酸が0.45重量部、前記架橋剤が1.75重量部、前記架橋補助剤が3重量部、前記発泡剤が3重量部であることを特徴とする請求項1に記載の環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォーム。
請求項3
前記基材にはM108Rにたいして、その含有量が7重量部、前記相溶化剤が3重量部、前記充填剤が10重量部、核形成剤には、酸化亜鉛粉が0.5重量部、ステアリン酸亜鉛が1.5重量部、ステアリン酸が1.0重量部、前記架橋剤が1.56重量部、前記架橋補助剤が3重量部、前記発泡剤が0.9重量部であることを特徴とする請求項1に記載の環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォーム。
請求項4
前記基材にはM503にたいして、その含有量が5重量部、前記相溶化剤が5重量部、前記充填剤が8重量部、核形成剤には、酸化亜鉛粉が0.5重量部、ステアリン酸亜鉛が1.5重量部、ステアリン酸が0.5重量部、前記架橋剤が1.605重量部、前記架橋補助剤が5重量部、前記発泡剤が0.6重量部であることを特徴とする請求項1に記載の環境に優しい分解性ポリプロピレンプラスチックフォーム。
請求項5
1.内部ミキサーの負担能力によって、各成分を重量部に従って量り、別々に準備しておき、2.装入順番:架橋剤と、発泡剤とを除き、他の成分を同時に内部ミキサーの腔内に投入し、腔内温度は140℃に制御し、10分間混合し、3.そして、架橋剤と発泡剤とを混合したゼラチンに投入し、2分でせん断混合し続け、腔内温度は150℃に制御し、4.前記ゼラチンを外部ミキサーに投入し、再び混合してから2回束縛し、5.カレンダーローラーを利用してプラスチックフォームシートを製造し、6.プラスチックフォームシートを定量的に発泡成形機のモールドに投入してから、加熱加圧し、プラスチックフォームシートを架橋発泡し、モールドの腔内温度は160〜185℃で、モールドの厚さは1mm、発泡時間は2〜2.5分であり、7.圧力を放出し、プラスチックフォーム板を製造し、8.プラスチックフォーム板の製品を6時間放置してから、切り、皮を剥き、形に切り分け、研磨し、前記製品を二次加工し、産品を得る請求項1のプラスチックフォームの製造方法。
請求項6
基材にはM108Rがあり、前記ステップ2が完成してから、M108Rを混合したゼラチンに投入し、2分間せん断混合し、そして、ステップ3を続け、ステップ3のせん断混合時間を15分間まで延長し、重合体が溶融してゼラチン化してから、アンロードすることを特徴とする請求項5に記載のプラスチックフォームの製造方法。
請求項7
基材にはM503があり、前記ステップ2が完成してから、M503を混合したゼラチンに投入し、2分間せん断混合し、そして、ステップ3を続け、ステップ3のせん断混合時間を15分間まで延長し、重合体が溶融してゼラチン化してから、アンロードすることを特徴とする請求項5に記載のプラスチックフォームの製造方法。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2012-01-18| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120117 |
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2013-07-02| A02| Decision of refusal|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130702 |
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申请号 | 申请日 | 专利标题
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